
以前にもご紹介しました、 『トラウマリリースエクササイズ(TRE)』。
【人生を変える トラウマリリース エクササイズ/PHP研究所 デイヴィッド・バーセリ著/山川紘矢・亜希子 訳 】
先日のセッションで、感情解放リリースのテクニックである、EFT(つぼトントンセラピー)をご提案したところ、 「思い出すことも抵抗があります。」という方がいらっしゃいました。
「トラウマ」の解放やアプローチには様々な手法と、 その方それぞれの段階、それに応じたアプローチがあります。何でもリリースすればいいというものでもありませんし、 「その出来事(トラウマ)に関する、少しでも思い出すようなもの。」への不安やストレスに対しては、 その「思い出すことへの不安」から見ていくと、かなりストレスレベルは下がります。
それでも、一度カウンセリングやセラピーで嫌な思いをされた方にとっては、 辛くても もう相談に行く気にさえなくなるかもしれません。
なので、過ぎたことやなかったことにして生活をしていく方もいらっしゃるわけですが、 それもありだと思います。癒しはご本人が望んで、気持ちが向いたらする。 それでも良いと思います。癒されなくても、生きていけます。
ただ、
・いつもどこかしら不安がある
・ちょっとしたことでキレル(ぐらい怒りを感じる)、傷つく
・なんだかザワザワする、落ち着かない
・同じテーマ、同じ人で嫌な思いをすることが続いたり繰り返したりする
・自分を責める気持ちが強い
・他人を責める気持ちが強い
ときには、 それを引き起こしている出来事をみるのもタイミングかもしれません。
セラピーやカウンセリングは、クライアントさんの安全・安心を第一に進めます。 ムリにお話を聴く、引き出す、コントロールする、考えを押し付ける、 解放しようとする、ということはしません。その方のペースと、お話の内容、ケースに応じて色々な深さで進みます。
癒しや解放が進んだときには、 今まで蓋をすることや我慢することに使っていたエネルギーが、 自分を愛すること・進む力・生命力となり、 とてもパワフルな力になって戻ってきます。 これは自分が体験したことです。
と、言う訳でストレスやトラウマについては「ムリに癒したり、掘り下げたりしなくてもよいけど、タイミングのときにはいいと思います。」というのが私のスタンスです。そのモットーは「ムリなく。安全に。そして、終わったあとには力強くなっている。」です。
セッションではお一人づつ個別で、その場でアレンジしていますが、何かご自分でもできて、かつ安全なものや、「話さなくてもよい。そして効果がある。」ものはないかなぁ、と思ったときに思い出したのが『TRE トラウマリリースエクササイズ』でした。(EFT(つぼトントンセラピー)もかなり使えます!!)ずいぶん話がそれました…
ここで改めて、トラウマリリースエクササイズとは。とても簡単に言うと、
『抑圧/閉じ込められたネガティブな感情(ストレス、トラウマ)は、解放されない場合、身体にたまる。TREは筋肉のバイブレーション(震え)を使い、その感情をリリースするもの。』です。(セッションでよく使うEFT(エモーショナル フリーダム テクニック:つぼトントンセラピー)は重なる原理もあります。身体に押さえ込んだ思い・感情をを、つぼ(経絡)をタッピングし、言葉に出して刺激&解放するセラピーテクニック。)
TREについて詳細はコチラ
私が自分で試したケースですが、『トラウマ』の記憶などは思い出さず、ただ身体が勝手にプルプル震える感じです。人によって動きの大きさや思い出すことは違います。”どのトラウマ”が解放されたのかはわかりませんが、体のテンションが変わることは感じます。余計なリキミが取れるというか。
3/11のオフ会でもご希望があれば取り入れてみようかな、と思っています。(大きいストレス・トラウマがある方は、完全個別の対応は難しいかと思いますので、その場合には個人セッションをお申し込みください。)
ストレスをオフ!AROHAMオフ会 3/11 詳細はコチラをご覧ください。 ⇒☆
AROHAM kee
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